【品薄】STEINBERG UR24Cの購入レビュー。定番オーディオインターフェイスUR22Cの上位モデル。
パソコン本体→モニターとPC周りを更新してきて次はオーディオ周り。
しかし最近の情勢からか宅録や自宅配信が増えたようでオーディオインターフェイスの需要が高まり、人気機種からそうでもない機種まで在庫が無い状態。このタイミングでオーディオ周りを更新するのもどうかと思ったけどコンデンサーマイクを使えるようにするためにはどうしてもオーディオインターフェイスの買い替え(もしくはファンタム電源の追加)が必要だったわけで…。
とりあえずあれこれ悩んだ結果STEINBERGのUR24Cを購入する事に決定。詳細は続きからどうぞ。
(※2020年PC環境更新第2弾記事です。)
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UR22CではなくUR24Cを選んだ理由
UR22Cの在庫の問題
まずSTEINBERGのエントリーモデルの人気機種と言えばコスパの良いUR22Cなのだろうけどそもそもどこにも在庫が無い状態だった。UR24Cも基本的には在庫が無いのだが、SNSを検索するとUR22Cよりは手に入れやすい状況にあるとのこと。実際にちらほらと入荷されては即売れを繰り返しているようだった。
もしかして「UR22C」よりも「UR24C」の方が手に入り安いのでは?…という考えがひとつ目。
UR24CはDJユース
新しいモニターモードにより、DJ パフォーマンスにも最適な UR24C。コンパクトなボディに凝縮したハイクオリティサウンドと機能、そしてコンピューターから iOS デバイスへの幅広い対応。音楽制作からクラブやステージでのパフォーマンスまで、あなたのクリエイティビティをさらに自由にしてくれます。
公式サイトにもあるようにUR24CはDJ向けに最適化された機種で出力の数がUR22Cより多かったりDJに最適化されたモードが付いている。元々DJが趣味でDTMにも興味があったのでぴったりの機種かな?という考えがふたつ目。
UR24Cを注文。到着までどれくらいかかったか。
毎度おなじみサウンドハウスさんで購入。
6月中旬の時点で在庫ステータスは「未定」だったので手に入ったらラッキー程度の気持ちで注文。UR22Cが3ヶ月待ちだったので最低でも同じくらいはかかるだろうなと覚悟はしていたのだが…
結果から言うと注文から10日程度で届いて拍子抜け!
他店でも同じ頃に手に入れている人がちらほらいたのでメーカー在庫があったんだろうなあ…。良かった。ありがとうサウンドハウス神。
UR24Cのレビュー
というわけで無事に商品が到着。
細かい仕様等は公式サイトをご確認下さい。
UR24C開封
UR24C本体と、USB type C-Aケーブル、説明書、Cubase AIのダウンロードコードとシンプルな内容。自分はFL Studioを持っているのでCubaseは使わない予定だけどDAWを持っていない人にはありがたいのかも。個人的にはソフト無しの安いパッケージがあっても良かったかなと思う。
UR24Cの外観
ザ・機材といった感じの無骨な外見で個人的にはかっこいいと思う。
外装は金属でエントリーモデルの割には高級感がある。
特徴として赤い文字と白い文字で記載されているスイッチとノブがある。これがDAWモードとDJモードで異なる働きをする部分。
UR22Cとの大きな違いとしてRCA端子のLINE出力が付いている。
この辺りも現場での使用を視野に入れた仕様なのかなあと。
RCAケーブルは所持していたが新たにスピーカーと繋ぐフォン-RCAケーブルを購入。
メインアウトプットのノブは電源ON時は光ります。(DAWモードは白、DJモードは赤)
大きさも適度で回しやすいサイズ。
全体的にシンプルにまとまっていて好きな外見。ただ思っていたより大きかった。
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UR24Cの良かった所
USB3.0 / type-C 接続対応
今更USB2.0ってのも無いだろうしUSB3.0対応の機種が良いなと思っていたため。
DJモード搭載
ソフト側でDAWモードとDJモードの切り替えが可能。
DJモード時はヘッドフォンの左右で異なるトラックをモニターする事ができる。
DJで次にかける曲を聞いたりする時に便利な機能だが普通の人には必要ない機能かもしれない。
iOS / iPadOS対応
iPad Proを持っているのでUSB type-Cケーブルで接続ができるようだ。
Lightning端子の機種は別途アクセサリが必要。iPadでもDJできるといいかもな~と考えていたのでそれなりに重要なポイント。
※実際にiPadに繋いでDJできるかどうかは後日別記事にまとめるのでお待ちを。
UR24Cのいまいちな所
付属しているUSBケーブル
付属品のUSB type C-Aケーブル、長さが100cmしかないので注意。
自分のPC配置では長さが足りず延長ケーブルを用意する事に。200cmくらいは欲しかった。
Amazonベーシックの延長ケーブルを使って問題なく動作している。
微妙な価格設定
UR22Cは18000円付近という価格でほぼUR24Cと同じようなスペック、+6000円出してUR24Cを買う価値を見出だせるか…?というのが難しい所。自分はUR22Cが当分手に入りそうにない状況とDJモードの有無でこちらを買いましたが。やはりCubase AI無しの廉価パッケージが欲しかった。
全体的な感想
まずオーディオインターフェイスが品薄なこの時期に手に入った事が大きなプラス。
半分賭けのような感じだったが入荷予定が当分無いわけではなく未定という表記を信用したのが良かったのだろうか。
未定や取り寄せになっていても思ったより早く手に入る可能性があるのでショップに問い合わせてみるのも良いかも。
音質については詳しい事は語れないレベルなので省いたが、個人的には必要充分すぎた。
今後定番として売られる機種では無いのかもしれないけれど、UR22CとUR24Cで悩んでいる人は一考する余地はあると思う。
(※UR24Cは期間限定販売という記事も見かけたが公式発表かどうか不明だったため引用は控えた。)