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オルファ(OLFA)のアクリルカッターで無印良品のアクリル台を切った話

   

オルファ(OLFA) PカッターL型 205B

スピーカー台として使っているアクリル製の台、思っていた以上に高さがあったため脚の部分を自力で調整してみる事にした。検索してみると普通のカッターでも切れるという話だったがアクリルカッターなる物を使うとなお良いという事がわかった。

と、言うわけで今回はアクリルカッターでアクリル板を切ってみた時のお話。

オルファ(OLFA)Pカッター L型

オルファ(OLFA) PカッターL型 205B

amazonで調べると似たような製品が多数出てきたが価格が安かった「オルファ(OLFA)Pカッター L型」という製品を選んでみた。替刃もセットになっている。

アクリルカッターの刃先

一般的なカッターと違うのは刃の先がL字になっていてアクリル表面を「削って」切断するという用途に長けているという所だ。結局人の力に頼る事になるので根気よく削る事になりそうで多少の不安が…。

無印良品のアクリル仕切り棚(大)を切ってみる

無印良品のアクリル棚

無印良品のアクリル仕切り棚(大)

この台の脚の部分を切断する(汚くてごめんなさい)。アクリルの厚さはざっと測った感じだと4mm程度。アクリルカッターでは3mmくらいまでは問題なく切れるという記事が多かったので大丈夫かなと不安が増しつつ作業開始。

最初の一手を慎重に、後は気軽に

アクリルを切り進める

製品の表面にペンでラインを引いてそれに定規をあてて切る。定規は金属製の物が良さそうだったが、普通のアクリル定規でも問題なかった。最初に削ったラインが真っ直ぐであれば、後はその溝をさらに深くするように切って行けばOK。とにかく最初につける溝が重要だなーと思った。

アクリルを切り進めた溝

少し見づらいがこういう感じで少しずつ溝を深くしていく。説明によると大体厚さの半分辺りまで削れば良いらしい。
力を入れて切るので必ずカッターマットや不要な板を引いて作業した方が良い。机の上で直にやると間違いなく勢い余って机を傷つけます。

削りカスが溜まる

削りカスがかなり出るので汚れてもいい状態にしておこう。なお、切る時に「キィーーー」というイヤな音がするので苦手な人は注意。

ある程度の深さまで切ったら折る

溝がある程度の深さに到達すると刃のすべりが極端に悪くなり切り進めるのが困難になってきた。
この辺りまで来るとあとは力任せでアクリルをバキッと折るらしい。机を利用して軽く体重を載せてみると想像以上に簡単にアクリル板が割れた。

割れたアクリル板

アクリルの切り口

切断面はこんな感じ。思っていたより綺麗で満足。

完成

無印良品のアクリル棚(加工後)

片方を切断するのに様子見をしながら大体10分程度という感じだった。少し根気のいる作業かもしれない。もっと薄いアクリル板なら簡単に切る事ができそうだしなにより安価なので工作する人は1本持っておいても良さそう。

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