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Ewin製1700円の軽量コンパクトなBluetoothキーボードレビュー。Win/Mac/iOS/Android対応

      2021/12/13

Ewin 格安軽量コンパクトなBluetoothキーボード

自分が普段使っているキーボードは以前にもレビューで取り上げた「Razer BlackWidow Lite」だ。

主に見た目とゲーム中心の用途で購入したのだが…ここ最近ゲームをやらなくなりほぼブラウジングに使うだけになってしまった。ブラウジングとこのブログ記事作成が主な用途となればメカニカルキーボードは完全にオーバースペックと言えるだろう。また、だらだらとブラウジングするのに有線キーボードだと取り回しが面倒だ。

というわけでコンパクトで安いBluetoothキーボードを購入してみる事にした。今回はEwinのBluetoothキーボードをレビューしていきたい。購入価格はセール価格で1700円だった。

Ewin Bluetoothキーボードの紹介

Ewin Bluetoothキーボード

最初手に持った感覚は「超薄型✕軽量」の文字そのままだった。Razer BlackWidow Liteもテンキーレスでわりとコンパクトな方だとは思うがコンパクトさのレベルが違う。

Ewin Bluetoothキーボード 外観

細かい事を言い始めるときりが無いと思うがキー配列はJIS規格準拠でなかなか頑張っている方なのでは、と個人的には思う。使っていてちょっと困ったなというキー配列については後述しているのでそちらをご確認いただきたい。

Ewin Bluetoothキーボード 電池

電池は裏側、単4電池が2本必要。付属していないので別途用意する必要あり。
amazonの製品ページには電池による相性の注意書きがある。電池の相性というのは初めて聞いたがPanasonicの単四電池が推奨との事だ。セブンイレブンの電池はだめらしい。

Ewin Bluetoothキーボード 左SHIFT

Ewin Bluetoothキーボード 配列の違い

このEwin製キーボードは新モデルの物だ。前世代のモデルだと左Shiftの右側に\キーがある変則的な配置だった模様。本製品はF12キーが犠牲になった代わりに右上に\キーが移動した。

Ewin Bluetoothキーボード スペースキー

スペースキーも大きめで充分なサイズがある。

Ewin Bluetoothキーボードをペアリングする

ちなみにWindowsでのデバイス名は「Ewin BT5.1 Keyboard」として認識された。

Ewin Bluetoothキーボードのサイズ感と重さ

公式スペック:29.5cm x 12cm x 2 cm / 290g

サイズ比較

Ewin Bluetoothキーボード サイズ比較

Razer BlackWidow Liteとのサイズ比較。こうやって比較するとかなりコンパクトにまとめられている。

Ewin Bluetoothキーボード サイズ比較

iPhone7とのサイズ比較。縦の長さはiPhone7よりも短い。

Ewin Bluetoothキーボード 重さ

電池を入れていない状態で実測293gだった。

Ewin Bluetoothキーボードの良い所

エンターキーのサイズがしっかりしている

Ewin Bluetoothキーボード エンターキー

この製品を買う決め手になったと言っても良い部分がこれ。コンパクトBluetoothキーボードは似たような配列の製品が多いがエンターキーがSHIFTキーの様に横長の物が多い。この製品は一般的なエンターキーと同じ形状だったので選択した。またスペースキーも充分なサイズが取られており扱いやすいのもプラスだ。

マルチペアリング対応

最大3台の機器とペアリングしてショートカットキーで接続先の機器を切り替える事ができる。入力モードはWindows / Mac / iOS / Androidそれぞれに最適化されている。自分はWindowsをメインにiPadをサブとしてペアリング。iPadをテキスト入力メインで使う事はほぼ無いがあるとありがたい機能ではある。

マルチペアリングの操作方法に少しクセがあるので公式サイトのFAQを見るとわかりやすい。

JIS規格準拠の配列

コンパクトながらもJIS規格準拠のキー配列でタイピングしやすい。変態配列が多いコンパクトキーボードに疲れた人は本製品を試してみてはいかがだろうか。

Ewin Bluetoothキーボードのイマイチな所

高さ・角度の調整ができない

Ewin Bluetoothキーボード 厚さ

このタイプの格安キーボードあるあるかもしれないが脚を出して高さ調整する事ができない。普段メカニカルキーボードを使っているので高さが足りず慣れるまでタイプしづらい状況だった。超薄型デザインなので特に手元側が低く感じる。

F12キーがFnキー同時押しになっている

Ewin Bluetoothキーボード F12

コンパクトキーボードに完璧なキー配列を求めるのは間違っていると思う。が、個人的に良く使うF12キーがFn+F11という扱いになっているのが大きなマイナスだった。\キーを優先した方が利便性が上がるのは理解できるので苦肉の策かと。
またスペース右側のaltキーとctrlキーが無いのが少し不便だ。

それ以外の配列はかなり頑張っていて概ね納得して利用できている。

電源スイッチの位置

Ewin Bluetoothキーボード 裏面スイッチ

電源スイッチは裏面にある。電源のON/OFFをするにはキーボードをひっくり返す必要があり非常に面倒だ。前面もしくは背面に欲しかったのが正直な所。なお一応スタンバイモードがあるようなのでそこまで神経質に電源ON/OFFはしなくて良いものと思われる。

Ewin Bluetoothキーボード 総評

個人的にとりあえずは許容できる範囲のキー配列で格安である事からかなり頑張っている印象を受けた。パンタグラフ式のキーなのでタイピング時のキー音はかなり静かだ。ただしパンタグラフ式の宿命で押し込んでいる感が少ないのでゲーム等には向かないと思う。耐久性については使い込んでみて追記する。

ブラウジングメインでコンパクト且つBluetooth対応のキーボードを探している人は価格から見ても充分に試す価値がある製品だと思う。

余談:Ewinについて

同社のFMトランスミッターの購入レビューはこちら。

この製品を使い始めて2年経つが、未だに故障も無く快調に動作している。

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