Ergohuman Fit Ottoman(エルゴヒューマンフィット)に1年間座った感想。使用感のレビューと気になった所。
2020年4月頃から急速にテレワークへの移行が始まり自宅を対応する環境に整える必要が出てきた。職業上座っている時間が長いので一番重要な椅子を買い換える事にした。あれこれ悩んだ結果Ergohuman Fit Ottomanを購入。実際に1年間使用したレビューと気になった所等をメモしておきたい。これから購入する方の参考になれば幸いだ。
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Ergohuman Fit(エルゴヒューマンフィット) Ottomanについて
Ergohumanは、既存のチェアの機能を持ち合わせながらも、腰部分のフィット感とサポートに重点を置いてデザインされたチェアです。構想から2年半、オールメッシュチェアブランドErgohumanが完成。2005年9月に発表されて以来、Ergohumanは世界中で賞賛され続け、今では、世界50カ国を超える国で評価されています。
Ergohuman FitはErgohumanシリーズの中でもミドルサイズで日本人向けに設計された製品だ。小柄な男性や女性で海外製の椅子に座った時大きく感じたりしっくりこない事があった人も多いのではなかろうか。そんな人にもぴったりフィットするサイズに設計されている。
そして今回購入したErgohuman Fit OttomanはErgohuman Fitにオットマン(足置き)を搭載したモデルになる。ちなみにこのモデルはWORKAHOLICでのみ取り扱いのある限定モデルだ。最上位モデルのErgohuman Proであればamazon等でもオットマン内蔵モデルが購入できる。
自分が椅子を探した時の条件
今回椅子を探す際の前提条件は以下の通りだった。
- 小柄でもいい感じに収まる椅子
- ヘッドレストあり
- カラーはホワイト
- オットマンがあるとなお良い
- 10万円以内
条件3と4の時点でかなり製品が絞られて来る。価格面も加味するとこのErgohuman Fit Ottomanがベストマッチする製品となった。
Ergohuman Fit Ottomanの見た目と機能
全体
購入したのはホワイトモデル。グレートとホワイトを基調としておりスタイリッシュでかっこいい。購入当時はホワイトモデルしか取り扱いがなかった気がするが、現在はブラックの取り扱いもあるようだ。座面はメッシュとクッションがあるが購入したのはメッシュのモデルになる。
ヘッドレスト
ヘッドレストの高さと角度は変更できる。自分が購入した物はやたらと高さ調整のパーツが固くかなり力を入れないと高さが変えられなかった。おそらく個体差だと思う。
アームレスト
アームレスト:高さの可動域。
自由な位置で固定できるわけではなく段階的な調整になる。
アームレスト:前後の可動域
アームレスト:左右の可動域
ランバーサポート (フレキシブルバックレスト)
背中が当たるバックレストと腰が当たるランバーサポートの部分。公式ではフレキシブルバックレストという名称で呼ばれている。
フレキシブルバックレストという名前通り背面にあるレバーで高さ調整が行える。こちらも自由に調整が効くわけではなく、段階的な調整になる。ランバーサポートはバックレストと連動して昇降する。正直ランバーサポートは不要だと思っていたが使ってみるとなかなかどうして、無い物と比べると腰への負担が格段に違うように思える。
リクライニング
リクライニングも段階的に稼働する。一番深く倒すとなかなかの角度で転けそうになりちょっと怖い(笑)。座面にも角度が付くため倒れる事はなさそうだ。
座面下右側面に設置されているハイブリッドレバーでリクライニング、座面の高さ調整、座面の前後の調整ができる。普段はリクライニングをロックせず使用している(レバーを後ろに下げた状態)。
オットマン
一番の売りであろうオットマン部分。こちらも段階的に角度調整ができる。普段は椅子の座面裏に収納でき邪魔にならない設計となっている。ふくらはぎ部分を支えてくれるので足を伸ばしてリラックスした体勢で座る事ができる。リクライニングを一番深く倒した状態でオットマンを使うと普通に椅子で寝られる。
Ergohuman Fit Ottomanの良かった所
全体的なフィット感
著者は身長170cm弱と小柄で一般的な海外製品の椅子だと収まりが悪く感じる事があった。Ergohuman Fitは日本人向けに設計された製品だけあり、ちょうどよい収まり具合だ。
デザイン
カラーがホワイト系の椅子の中でもなかなかスタイリッシュでかっこいいと思った。しかしながらあくまでオフィスチェアとしての感想なのでハーマンミラーのようなデザインにこだわった製品と比べると見劣りする部分はある。
価格
Ergohumanシリーズはヘッドレストの有り無しやオットマンの有り無しで同モデルによっても価格が変動する。Ergohuman Fit Ottomanはヘッドレストとオットマン付きで9万円弱という手頃な値段でコストパフォーマンスは良いと思う。Ergohuman Pro Ottomanだと11万円弱になる。
Ergohuman Fit Ottomanのイマイチな所
ヘッドレスト
ヘッドレストがどうにも使いづらい。高さが自由に調整できれば良かったのだが…。幸いヘッドレストは取り外す事ができるので不要な場合は外しておこう。
座面メッシュ
レビューでちらほらと座面のメッシュが痛いと言うような感想を見かける。自分はそこまで痛いとは思わないがたまに引っかかりを感じる時がある。ズボンを着用していれば問題ないが、夏場など薄着の際に気になるかもしれない。自分はニトリの安いシートクッションを敷いて使っているがそれだけでも充分快適になるのでおすすめ。
オットマン
結果的にそこまで頻繁に使わないので無くても良かったかな?という感想。座椅子から椅子に変えたので足を伸ばしたかったのよね…。
搬入と組み立て、サポート、保証期間等
WORKAHOLICの楽天市場店で購入した時どのような状態で送られてきたか書いておく。
入荷待ちの状態で発送まで1ヶ月~2ヶ月程度という状態で納得の上注文したが、実際には1ヶ月程度で発送された。配送は「ヤマトホームコンビニエンス家財宅急便」で配送員の方が2名で運んできてくれた。椅子はすでに組み上がった状態なので組み立てる必要は無い。開梱して梱包資材も持ち帰ってくれるようだ(今回は自分で開梱した)。ヤマトなのでさすがに取り扱いも丁寧で何の問題もなかった。
製品について不明な点がありWORKAHOLICさんのサポートに問い合わせをしたのだが、問題解決まで懇切丁寧に答えてくださりとても印象が良かった。オススメできます。
保証期間については状況によって異なってくるようだ。
Ergohuman Fit Ottomanの総評
日本人向けに設計されているので海外製の椅子が体に合わない人は是非試してみてほしい製品。著者は身長170cm弱と小柄だがちょうどよい収まり具合だ。座面も余裕があり上であぐらをかく事もできる。不満は無いとは言えないが、デザインも色味も気に入っている。ワークチェアの購入を考えている方は是非一度試してみてほしい。WORKAHOLICさんの実店舗では実際に試座できるようなので店舗が近い人は行ってみてはどうだろうか。(現在は完全予約制になっているようなので注意)
一年使ってみたが特に故障した箇所もなくガタが来ているような所もない。これからも大切に座っていきたいと思う。