imexpo(イメクスポ)ポリカーボネート製チェアマットレビュー。畳+カーペットの上でも快適に椅子を使いたい。
テレワーク導入に伴い仕事部屋を急遽設けないとならなくなった。が、空けられそうなのは畳部屋の和室くらい。しばらくの間座椅子スタイルで仕事をしていたがどうにも長時間パソコンに向かうのが厳しい。状況を改善するために机と椅子を新しく購入したのだが畳+カーペットだとキャスターの滑りも悪い上に畳にダメージを与えてしまう。というわけでチェアマットを使ってみる事にした。
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imexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマットについて
今回購入したのはimexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマット。硬質なポリカーボネート製なので一枚の板として送られてくるものとばかり思っていたが巻いた状態で送られてきた。
開封するとこんな感じ。梱包用にラップされているが解くと丸まっていた状態から勢いよく広がるので取り扱い注意。
ラベル面。今回はチェアマットM(100cm×120cm)を購入。一般的なチェアマットだと90cm×120cmのサイズをよく見かけるが当製品は横が100cmと少しだけ広い。imexpoという社名の響きで勝手に中華製品だと思っていたがデンマークの会社らしい。大変失礼しました(笑)。製造元も販売元もしっかりと明記されており信頼できそう。
写真のラベルに書いてある通りマットには表裏がある。ザラザラした質感の方が表面だ。
実際に広げてみた所。巻いてあったので端の方に多少巻きぐせがあったが時間が経つと勝手に解消された。
表面を拡大。完全に透明なわけではなくすりガラスのような質感で肌触りもざらざらとしている。匂いは感じなかったが裸足で歩くと多少ペトペトしているように思えた。スリッパや靴下を履いていれば何の問題も無い。角は丸めてある。
写真ではわかりにくいが裏面はザラザラしていない。マットの厚さは1.5mm。
imexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマットの使用感
畳+カーペットというキャスター付きの椅子を使うには酷な環境だがimexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマットを敷くと快適に使えた。ざらついている表面だがキャスターの滑りはなかなか良い。
ちなみに使っている椅子はErgohuman Fit Ottomanで重量が25kg近くある。プラス自分の体重が60kgなので85kg近い重量を支える事になるのだが、大きくたわむ事も無く使えている。もちろんフローリングと比べると快適とは言えないが、畳+カーペットのフロアでも問題ないレベルだ。
チェアマットを敷いていない状態のカーペットの上で椅子を引くとカーペットが波打ったりする事があったがそういった事は一切無くなった。それだけでも快適度がぐっと上がった。裏面はツルツルしているが滑ってずれたりする事もなくよく出来ている。
Ergohuman Fit Ottomanのレビューはこちら
imexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマットに辿り着くまでに試した物
ニトリのジョイントウッド
このチェアマットに辿り着く前に使っていたのはニトリのジョイントウッドだった。比較的安価で傷んだパネルを交換できるのが良かったのだが、若干凹凸のある畳で使うとジョイント部分に溝ができたりして正直微妙な使い心地だった。また椅子を使う前提で考えると耐久性も悪く、すぐに表面の加工が掛けたり剥がれたりするので割りと頻繁に買い換える必要があった。
厚さが充分にあり畳を保護するという面では良い製品なのだが、キャスター付きの椅子を使う前提の場合ニトリのジョイントウッドはおすすめできない。
中華のPVC(ポリ塩化ビニル)製チェアマット
とりあえず、という事でニトリのジョイントウッドに辿り着く前にamazonで2000円台で売られているポリ塩化ビニルのチェアマットを試してみた。結論から言うと安物買いの銭失い、無駄な買い物になってしまった。軟質でぺらぺらなのでカーペット上で使うと椅子を引くと波打ってしまい使えたものではない。おそらくフローリングならもう少し快適に使えるはずだが…。畳・カーペット対応とは書いてあったとしても信用してはいけない。
似たようなポリカーボネート製チェアマット
サンワダイレクト製チェアマット
ポリカーボネート製のチェアマットと言えばみんな大好き、自分も大好きなサンワダイレクトのチェアマットがある。最初はこのサンワダイレクト製を購入する予定だったのだがよく見ると過去製品と仕様が変わっており2枚に分割されているようだ。先に述べたニトリのジョイントウッドがトラウマになっていて分割タイプに良い印象を持っていないので避ける事にした。9980円となかなか高価なのも理由のひとつ。日本製なのは安心感がある。
アイリスオーヤマ製チェアマット
安価な製品でお馴染み、アイリスオーヤマのチェアマット。分割されていないタイプで厚さ2mm、価格も6581円とベストバイに思えたので当初はこちらを購入する予定だった。予定だったがよく見ると中国製だったので今回は回避する事にした。以前使っていた中華製チェアマットの印象が悪すぎたからだ。
「訳あり」とはどの辺が訳ありなのか
amazonで取り扱われている当製品は「訳あり品」として通常価格より安価な7810円で販売されている(2021年6月現在)。楽天で通常の当製品を買うと13600円もする。amazonの製品ページの概要欄には以下のような記載がある。
※本製品は傷アリ品です。予めご了承ください
「あー、傷があるんだな」と予め納得したうえで注文したのだが…。ぱっと見で傷らしい傷を見つけられず正直どの辺が訳ありなのかわからないままだ。というか椅子使っていれば勝手に傷なんて付くんだから気にしなくて良いと思う。
imexpo(イメクスポ)社のポリカーボネート製チェアマットの総評
畳+カーペットでキャスター付き椅子を利用している人の救済案のひとつとして提案できると思う。もちろんフローリングにリフォームするのがベストなのだろうが「そこまでは」という人には試してみる価値はあると思う。訳あり品だが価格も他社のポリカーボネート製マットに比べると手頃なのも良い。少なくとも自分は満足している。
長期間使ってみて耐久性等のレポートも追記してくつもりだ。