BESTEKの格安モニターアームを27インチモニターで使った感想。[BTSS01BK]
BESTEKというメーカーのモニターアーム[BTSS01BK]が長い間amazonのベストセラー1位に居座っている。
価格は2000~3000円台で推移しておりレビュー等も悪くないのではじめてのモニターアームとして買ってみる事にした。
今回は自分が所持している27インチモニターをBESTEKの格安モニターアームで使った感想をメモしておきたい。
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BenQ 27インチモニター EX2780Q とBESTEK製アームの相性
まずメインモニターとして使っているBenQの27インチモニター「EX2780Q」での使用感を紹介。
モニターについては以下の記事を参考にして欲しい。
このモニターの台座は固定なので高さ調整や左右のスイベルに対応していない。
そんな悩みもモニターアームなら解消できる。
メインモニターは基本的に位置を固定して使うので可動域を気にする必要がほぼ無いと言ってもよい。
なのでとにかく机の領域を確保するためにギリギリまで背面をつけるような使い方をしている。
おそらく24インチモニターならアームを「へ」の字に曲げてさらに後ろに下げる事ができるはずだ。このモニターは本体の背面が曲面なのでアームが支柱に干渉して思ったように配置するのが難しい。というわけでアームを一直線にして使っている。難点としては本来モニター本体の裏側に隠れて見えないであろう支柱が丸見えになってしまう事だろうか。見た目を気にする場合は設置場所の後方にスペースを設けて「への字」で使うと良さそう。
余談だが自分は机から11cm程度離して使っている。モニター下部に余裕でAmazon Echo Show 5が収まる高さを確保できる。ただあまり高くしすぎると疲れ目等に影響するようなので身長や座高、椅子の高さと相談してほしい。
EX2780Qの使用感まとめ
メインモニターなのでほぼ位置や高さを固定して使っているため本製品で問題ないと思った。
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Dell 27インチモニター S2721D とBESTEK製アームの相性
次にサブモニターとして使っているDellの27インチモニター「S2721D」での使用感を紹介。
モニターについては以下の記事を参考にして欲しい。
このモニターも台座が固定で高さ調整ができないためモニターアームでの利用が快適そうだった。
メインモニターより下部のベゼルが少ないのが特徴。
サブモニターは左右のスイベルを使う事が多い。チルトにはあまり向かないアームだと思うが、この部分については特に気にならなかった。
普段は角度をつけて使っているがアームを一直線にするとこんな感じになる。
基本的には前述のEX2780Qと変わらず支柱の部分が見える。
S2721Dの使用感まとめ
製品との相性は問題無いと思える。
ただサブモニターは角度を調整して使う事が多いので、チルトやスイベルの調整が容易なガススプリング式モニターが良いかもしれない。
ちなみにamazonで取り扱いがあるのはS2721DS(高さ調整ができるモデル)
実際の所27インチモニターを支えられているのか
普段は2枚並べてデュアルで使っている。
同社の製品でデュアル用のアームもあるが、2枚を余裕を持って支えられるか不安だったため同じ製品を2つ買った。
また、メインモニターの前に座って作業をするためサブモニターは角度をつけて使っている。
左右にそれぞれのアームを配置しているので中央下部に余裕がある。ここにはオーディオインターフェースを設置。
(モニターの種類が違うので下部が凸凹なのが残念…)
使っていて気になったのが余裕を持ってモニターを支えられているのかどうかという事。
公式ページによると「耐荷重10kg 17-27インチ対応」とあるので基本的には問題ないはずだが…。
モニター本体の重さが同一ではないため一概に言えないのだが参考までにアームの状態でのモニターの傾き具合を調べてみた。
アームをまっすぐにした場合
こちらはEX2780Q。100均の水平器で測ってみた限りだとお辞儀もしていないようだった。これくらいならチルトで微調整する必要も無さそう。
アームをへの字にした場合
こちらはS2721D。水平器を見ると前方に傾いているようだ。ただこれくらいの傾きならチルトで調整可能。念の為アームのつなぎ目にあるネジを六角レンチで調整してみたがあまり改善しなかった。ここら辺が結構シビアなのかもしれない。
問題無いと判断
モニター本体の重さにもよるだろうが、27インチであればほぼスペック通り使用に差し支えない範囲で支える事は可能だと判断した。
総評
価格と実際の使用感から考えるとコスパの良い製品だと思う。
また、27インチでの利用も問題なかった。見た目貧弱だが思ったよりしっかりと支えてくれる。
配置にこだわる人は壁と設置面の隙間などを考慮した方がよい。
耐久性についてはまた追記したい。